【ハローワーク】妻が失業給付手続きを延期した理由

hello work

妻が3月いっぱいで雇止めになりました。失業給付の手続きでハローワークに行きましたが、結局、その日は手続きをせず、後日に手続きをすることにしました。妻に同行してハローワークに行き、一部始終を見ていた私が、その理由などを報告します。

契約更新されず

妻は2年前に1年契約の契約社員として働き始め、昨年は契約が自動更新されましたが、今年は自動では更新されず、再度、履歴書を出し面接を受けるように言われました。

雇用継続を望んでも、採用されない可能性があり、職場の人間関係にも不満があった妻は、そのまま退職することにしました。

正当な理由がなく契約を解除された場合、たとえば裁判に訴えれば働き続けることが可能かもしれませんが、それほどまでして働き続ける魅力がある職場ではありませんとのことでした。

失業給付をもらえるだろうし、当面はアルバイトをしながら、じっくり新しい職場を探したい。それが妻の意向です。

失業給付の受給資格と必要書類

失業した時にもらえる失業給付ですが、誰でももらえる訳ではありません。受給資格があります。

受給の要件は大きく

①離職前2年間に、11日以上働いた月が12か月以上あること

②失業の状態にあること

の二つです。

また、手続きには以下の書類が求められます

①離職票

②マイナンバーカードなど本人確認書類③写真2枚

④本人名義の預金通帳

問題は①の離職票です。

離職票は退職した会社に発行してもらう書類ですが、離職してすぐにもらえる訳ではありません。

妻の場合は、給与明細と一緒に郵送すると言われたそうで、届いたのは4月18日でした。

離職票の発行は、一般的に退職日から10日から2週間程度はかかるようです。

my number card

アルバイトはOK?

妻は再雇用しない旨を言われた3月初旬に、4月1日からのアルバイトを決めていて、そのシフトが入っていたことなどがあり、ハローワークに出向いたのは4月25日でした。

失業後のアルバイトですが、就業時間が多いと就職したとみなされ、失業給付がもらえなくなります。

「1週間の所定労働時間が20時間以上」で「今後31日以上の雇用が見込まれる」と雇用保険加入条件を満たしてしまうので、失業給付はもらえません。

妻の場合は、1日4時間で週3回のアルバイトですので、この問題は生じないと思われます。

窓口で「問題」発生

ハローワークでは、最初に職業相談コーナーで書類のチェックがあり、現在のアルバイトの状況などを調査票に書き込みました。それが終わると、雇用保険適用の窓口へ移り、そこで失業給付受給の認定を受けることになります。

その窓口の女性が「受給資格は特に問題なさそうですが、1点問題があります」と言いました。

「問題」と聞き、妻はちょっと不安になりました。

「離職票の3月の賃金支払い基礎日数が未記入なので、こちらから会社に問い合わせますので、今日は認定できません」とのこと。つまり、この日は認定してもらえないので、失業給付の支給が遅くなってしまいますが、もともと、多少は遅くなっても構わないと思っていたので、「問題」はそれほど問題ではありませんでした。

しかし、そのあとに窓口の女性は発した言葉が、妻にとっては「問題」でした。

「今日、受け付けると次回の認定日は5月23日になるので、その日に来てもらうことになります」とのことです。しかも、来る時間も指定されてしまいました。

毎月、同じ週の曜日に来なければならない

その日は、すでに妻はバイトの予定を入れていました。そのことを告げると、係の女性は「最初に書類を受け付けると、毎月、大体1か月後の同じ曜日に来てもらうことになります」と教えてくれて、来庁日が表になった書類も渡してくれました。

つまり、最初にハローワークに来た日によって以後、毎月ハローワークに来る日が決まってしまうシステムなのでした。

失業給付を受けるには、毎月ハローワークに来て、失業認定を受けなければなりません。

妻は、その曜日は毎週、バイトのシフトを入れています。他のバイトのメンバーがその曜日が都合が悪いからそうなったので、シフトを交代するのは難しいのです。

困った様子を見せていると、窓口の女性が「それなら、今日は受け付けないで、改めて他の曜日に来たらどうですか」と助け船を出してくれました。「今日、書いてもらった書類は、次回持ってきてもらえばいいですから」とのこと。

「それは助かります」と言って、妻は後日、改めて申し込みにくることに決めました。

第3週は混雑するのか?

一般に退職日は月末が多いので、そこから2週間後くらい後に離職票が届くことを考えると、失業給付の申し込みにハローワークに来る人は月の第3週か第4週が多いということになります。

そして、その後、その人たちは毎月、決められた日に訪れるので、その日は混雑することになるのではないでしょうか。そう思った妻は、ちょうどGWの連休もあるので、連休明けの第2週のバイトのない日に、再訪することに決めました。

実際に第2週は混雑していないのかなどを次回にリポートしたいと思います。

hallo work2