日本経済新聞をいつやめる
65歳になって悩んでいることがあります。それは日本経済新聞の購読をいつやめるかということです。
娘の就職活動で購読
私は現在、読売新聞と日本経済新聞の2紙を購読しています。
もともとは読売新聞だけでしたが、娘が就職活動を始めた時、日経電子版が必要だと言い出しました。
日経電子版は1か月4277円です。
宅配で届く日本経済新聞とセットで購読すると、5900円になります。
1623円の差額を払えば、紙の新聞が毎日、配達されることになります。
以前、職場で日経新聞を読んでいた時期があり、読み応えのある新聞だと知っていたので、セットで購読することにしました。
その後、娘は就職が決まり「もう日経はやめてもいいよ」と言っていましたが、そのままセットで購読してきました。
質量ともに濃い内容
最近は事件や政治などの記事は、新聞に載る前にヤフーニュースなどにあがってしまうので、わざわざ翌日に紙の新聞で確かめる必要はありません。
しかし、日経新聞の場合は、ネットニュースにあがらない独自の記事も多く、経済情報だけでなく、文化人の寄稿記事などもあり、わざわざ紙の新聞を読む価値があると感じています。
日経新聞はページも多く、質量ともに濃い内容で、月々5900円といっても、内容からいえばそれほど高価とは感じません。
私は夕食後、ビールを飲みながら、食卓に日経新聞を広げ、ほとんどのページにじっくりと目を通します。
日経新聞は酒の肴代わりになっているのです。
1日あたり約200円ですから、酒の肴としても高くはありません。
しかし、一方で毎月5900円、年間で70800円の固定支出になっているのも事実です。
固定費見直し
家計の見直しはまず固定費からとは、よく言われることです。
「生命保険、自動車保険、スマホ代などの見直しをしてみませんか」といった広告もよく見かけます。
私の場合、生命保険はすでに支払い済みで節約のしようがありません。
自動車保険もネット保険ですし、スマホも格安スマホですので、これ以上、安くするのは困難です。
そのほかに節約できる固定費はないかと探し、思い当たったものが新聞代でした。
2紙あわせて年間12万円
読売新聞には月々4200円を払っています。
本来は朝夕刊セットで4400円ですが、夕刊なしをお願いしたら、この価格となりました。
ちなみに夕刊をやめたのは節約のためではなく、単純に夕刊の記事が面白くないからです。
いずれにしても、2紙合わせて年間で12万円も新聞代を払っているのは、考え物です。
読売新聞はしがらみがあり購読をやめることができません。
そこで日経新聞をいつやめるかという話になってくるわけです。
私は昨年、65歳になりました。
まだアルバイトの形で、会社に残り給料をもらっていますが、いずれ完全年金生活となる日が来ます。
その時になれば、日経新聞は即座にやめざるを得ないでしょうが、その日に備えて、早めに切り詰め生活に慣れる必要があるかもしれません。
投資に役立つ?
日経新聞は投資に役立つという考え方もあるかもしれません。
例えば、月6000円を投資で稼ぐことができれば、日経新聞代はチャラになるという考え方です。
実は私も少額ですが、投資をしています。
しかし、私に限っていえば、日経新聞の記事が投資の参考になったという記憶はあまりありません。
しかも、最近ではインデックス投信でほったらかしの運用をしていますので、そのための研究など不要です。
昨年から、毎月毎月、月末が近づくと、今月こそ日経新聞をやめようと自問自答する日々を送っているのです。