PayPayカードで葬儀代が払えなかった訳

funeral

高還元率で上限額も高額なPayPayカードで葬儀代を支払おうと思いましたが、できませんでした。

上限利用額500万円

私のPayPayカードの上限利用額は500万円です。

これは私だけが特別なのではなく、誰でも500万円に設定されているようです。

PayPayカードはPayPayに現金をチャージするために取得しました。

500万円も使えるのでは、あまりに高額すぎて持ち歩くのはためらわれます。

万が一、落としたら大変です。

それほど高額の支払いをカードでする機会も滅多にありませんので、PayPayカードは家の引き出しにしまったままでした。

父が亡くなりました

この夏、父が90歳で亡くなりました。

親戚も高齢で葬儀に参列できる状態ではないので、家族4人での家族葬で父を送りました。

依頼した葬儀社は千葉県では大手のセレモで、費用は約100万円ほどでした。

この支払いにPayPayカードを利用することを思いつきました。

私は普段、楽天カードを主に使っています。

その上限額は30万円です。

不正利用で上限額引き下げ

過去にカードを不正使用されたことがあるので、ほとんどのカードの上限額を引き下げています。

PayPayカードも上限が500万円と知り、上限を引き下げようとしたのですが、手続きがウェブでできないようなので、そのままにしていました。

イオンカードも加入した時点での上限額が100万円と高額なので、引き下げようと思ったのですが、万が一、旅先などでお金が必要になった時のために引き下げずにしています。

今回、葬儀代の支払いにイオンカードではなく、PayPayカードを使おうと思ったのには訳があります。

1%の高い還元率

PayPayカードは還元率が高いことでも知られています。

利用金額の1%のPayPayポイントがもらえます。

100万の利用であれば、1万円分のポイントがもらえるわけです。

イオンカードは還元率0.5%です。

他のカードも0.5%が主流です。

少額の支払いであれば、0.5%の差はそれほど気になりませんが、1万円のポイントといわれると魅力的に感じます。

カードは使えるのか

そもそも葬儀の支払いにクレジットカードは使えるのでしょうか。

葬儀に伴う金銭の授受は現金が多いような気がします。

香典は現金ですし、僧侶に渡すお布施や交通費も現金です。

葬儀を経験した人であれば分かると思いますが、現金の支払いが多いので、葬儀の際には現金が手元にないと不安になります。

念のため、セレモに問い合わせてみました。

セレモの返事は振り込みもカードもОKとのことでした。

思いがけない回答が

ただ、VISAかマスター以外はダメとのことです。

改めてPayPayカードを見てみると、JCBのマークがついています。

つまり、PayPayカードはセレモでは使えないということでした。

JCBカードは国際ブランドではないので、海外では使えない店があることや、使えても価格が割高になることがあることは知っていました。

しかし、それは海外の話だけだと思っていた私にはショックでした。

PayPayカードは還元率は高いが意外な落とし穴もあるのだと知らされました。

結局、支払いはイオンカードで済ませ、ワオンポイント、5000ポイントをもらうことができました。