メルカリ送料の節約にミニレターが安い

mini-letter

メルカリで写真やカード、チケット、金券など、厚みがなく軽量のものを送るとき、もっとも安く送れるミニレターに注目しました。

63円で品物が送れる

メルカリで小物を送る場合、メルカリ便を使うことが多いと思います。

らくらくメルカリ便のネコポスは210円、ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットは230円の送料がかかります。

いずれもA4サイズと表記されていますが、ネコポスの方が若干、サイズが小さいです。

メルカリ便のサイズ

◇ネコポス=31.2×22.8×3センチ(最小サイズ=23×11.5センチ)

◇ゆうパケット=3辺合計60センチ 長辺最長34センチ 厚さ上限3センチ(最小サイズ14×9センチ)

 ※どちらも重さは1キログラムまで

カードや商品券など紙状の品物なら、普通郵便(定形)を選択する方法があります。

記録や補償はありませんが、普通郵便(定形)の料金は25グラムまで84円、50グラムまで94円です。

それらを下回り、最低価格で送れるスグレモノ、それがミニレターです。

ミニレターの送料は63円。はがきと同じ料金で、品物を送ることができるのです。

郵便局で購入

ミニレターは郵便局で購入します。

はがきと同様に、表面に料金が印刷されていますので、切手を貼る必要はありません。

郵便局では便せん状の罫が入った紙を渡されます。

それを自分で折りたたんで、封筒状にして、郵便ポストに投函します。

中にレシートや応募券を入れて、折りたたんでのりで貼り合わせて、はがき大の郵便物を作る、スーパーなどで見かける懸賞の応募用紙と同じスタイルです。

文字を書くスペースは、普通の便せん1枚分ほど。文字を書くことができる面積は、はがきの3倍ほどになります。

はがきだと文面が見えてしまいますが、ミニレターなら、文面を他人に読まれることなく送ることができるので、書簡としての利用価値も高いのですが、やはり書類や品物を同封できることが最大の利点です。

送るときには、郵便局に出向く必要はなく、ポストに投函して終了になります。

メルカリ便では、コンビニや郵便局に行かないと商品を送れません。

その点ではミニレターの方が手間がかからず使い勝手もよいといえます。

120年の歴史

このミニレターの正式名称は郵便書簡といい、明治33年(1900年)に生まれた封緘葉書(ふうかんはがき)という商品がルーツです。

何と120年の歴史を持つ商品なのですが、あまり知られていません。

郵便局のホームぺージでも、探しにくいところに記されています。

郵便局に買いにいったら、一般のはがきや切手とは違う場所に保管されていて、郵便局員もどこにあるか分からなかったという経験をしたこともあります。

安すぎるので、あまり宣伝したくないのかもしれませんね。

重さ制限は25グラム以内

実はミニレターには厚さの制限がありません。

「写真・紙片等で薄い物を封入できます」と書いてあるのみです。

ただ重さ制限が25グラム以内なので、現実的には、それほど厚みのあるものは送れません。

気を付けたいのは、25グラムを超えてしまった場合、定形外郵便物の料金が適用される点です。

定形郵便物は25グラムを超えて、50グラム以内であれば94円ですが、定形外になると、120円となってしまいます。

デメリットは配達記録がないこと

メルカリ送料最安値のミニレターのデメリットは、普通郵便同様に配達記録がなく補償がないこと。

そして匿名配送では送れないことです。

メルカリの出品情報画面の「配送の方法」にはミニレターの項目はないので、「普通郵便(定形、定形外)」を選びましょう。

そうすれば、落札された際に送られてくる購入者の情報の中に、購入者の住所、氏名が書かれてきます。

また、出品の際、商品情報に「ミニレターで送ります」と書いておくと親切です。

あまり、知られていない商品なので、ポストを覗き、ミニレターを見つけたときに、不審に思う購入者もいるかもしれません。

メルカリ便と比べると147円、普通郵便と比べても21円安いミニレター。

カードや商品券、写真などの売買でぜひ利用したい郵便商品です。